【生産管理】 3回目

3回目も前回に続いて工場でよく使われる用語を個人的思いも交え解説したい。

前々回(1回目)より生産管理というタイトルで進めていますが、この3回目では「生産管理」とは何かを述べたい。
「生産管理」を一言で言うなら、生産の効率化、合理化のために行われる。といえます。
「生産」の意味については1回目で述べていますが、つまり企業の資源(4つのMがありましたね)経済的運用を効率的、合理的に行うためのもの。また、決めたことが決められたとおりに運用されているかチェックするもの。
チェックに基き決められたとおりに行われていない場合に是正する(させる)もの。といえます。
生産管理は「一次管理」と「二次管理」に大別できる。

   一次管理:生産活動目標に直接対応したもので、QCDの3つからなる。
QQuality(不良品は、「入れない」「使わない」「出さない」と展開する。)
CCost(原価を引き下げる。予算或いは予定原価の低減。)
DDelivery(納期を守るではなく、「納期短縮」を図る。)
* QCDそれぞれが独立しているのではなく、相互関係にあるといえる。とりわけ品質管理が重要となる。
不良率を下げることにより、工程内歩留まりが向上=>余計なコストが掛からない=>納期確保・短縮。
コスト低減への効果としては、不良仕掛りが減るため生産時間短縮、仕掛品置き場削減によるスペ
ース確保(安全にもつながる)、仕掛品処理等に掛かる費用処理(運転資金)削減可能となる。

   二次管理:生産活動に於ける基幹要素であると同時にチェック機能も持っている、4つの「M」からなる。
Man
            人的能力の活用、学習機能、労働意欲向上の仕組み。
Machine
       生産手段(設備・工具)の効率的活用と性能発揮のための
                   保全体制が重要となる。
Material
        原材料、部品、半製品等。完成品との関連で直材、間接材に
                   分類。間接材は更に

                    副資材として完成品に含まれるものと、生産工程上においての
                    み補助的に使用される生産補助材に分類される。               
Method
        上記3Mを有効に活用し、QCD目標達成のための方法を選択する。

                    誰でも「容易に」「正確に」「均一に」生産するために具体的且つ明確
                    にする。

                    「作業標準」が代表的な情報である。

 

★工場経営の観点から見た場合、QCD、4Mに加え、MarketManagement、それに最も重要になるMoney

の3Mが加わり、7つのM(要素)が重要になる。また、工場経営に於けるMachineには生産設備の機械・工具・

装置に加え、建物・施設・土地も含む。         

経営に大きく影響する設備管理のポイントは、「止めない」「不良品を作らない」「保全費安価」である。

                                     

次回設備管理ポイントである「TPM」について述べたいと思う。

 

(Quoted by Mr.Berdie)