実装ラインの品質管理について

 

ポイント :画像検査機

1.リフロー後外観検査機について

この検査機は非常に難しい。データをきつくすれば不良の検出力は上がる、が人(検査員)が漏らしてしまう。

しかしデータを甘くすると検査機がどんどん不良を漏らす。その間のデータを取ることが重要になる。

うまくデータを作成するためには、

(1)100%,検査機で検出できると思わないこと。

検査機がよく流出させる不良または、データを厳しくしないと検出できない不良をよく見極めること。

生産する実装基板は、背の高い部品だらけ、チップパターンサイズがばらついているなどあるので、検査機の得意・不得意は絶対にある。

(2)検査員の意見をよくきくこと。

何枚・何通りの不良の画像を見ているので、生産している基板の不良、またははんだ付けの傾向を知っている。その意見を検査データに反映すればよいデータを作成できる。

(3)検査員に頼る。
いくらデータを調整しても虚報になってしまうロケーションは、検査機で検査せずにそのロケーションのみ検査員の目に頼る。

(4)検査データのお守りをする。

検査機は、わがままな子供のようなもの。部品のロットが変わる・クリームはんだのロットが変わる・基板のロットが変わるなので、すぐにNGと判断してしまう。
常に検査状況・検査データを気にしてあげれば機嫌よく検査を行ってくれる。

2.検査前に必ず行うこと。

これは当たり前のことだが、不良基板を使って本当に不良と検出しているか確認すること。
確認しないと、いつの間にか、検出ができなくなっていることがある。原因はいろいろあるが、部品・基板のロットが変わった。検査データを変更している間に、いつの間にか、データが変わっていたなど。

3.検査機の選定は。
今はどのメーカーの検査機でも同じような検査機能がついている。また、高価な検査機は高機能(当たり前だが)になっている。しかし、購入するときは、どんなことに困っているので・どんな不良の流出に悩んでいるなどを、自分なりにまとめておくことが大事。自分の悩みがはっきりしていれば、その悩みをメーカーにぶつければ、よい検査機を見つけることができる。ただ安いから、とか進められたからで購入すると、検査機に愛着が沸かずに使いこなすことができない。
はんだのフィレットを確認したい。欠品だけ検査できればいい。フィレットの高さまで確認したい。など。
実装機と比較すれば、検査機はかなり安価だが、実装機と同じ年月ぐらいは検査機も使い続けると思う。
だから自分の悩みにあった、工場にあった検査機を必ず探し出すことを進めます。

 

 

Quoted by Mr. Rising Dragon